2008-08-21

わっしょい

ちょっとおそくなりましたが、8月17日は江戸の三大祭りの一つ、富岡八幡宮の例大祭でありました。3年に一度の大祭は、「神輿連合渡御」とよばれ、今年は奥州平泉の神輿を含む55基の御神輿が深川の街に勢揃いした。学生時代のバイトの後輩Rの実家が佐賀町にあり、この大祭の時に半纏を貸してくださる。バシっと「佐賀」の文字と、「サ」の字をモチーフにした柄が粋な半纏。今年もtakaと共に参加させていただいた。今年で4回目だったけな?!富岡の大祭は「水掛け祭り」といわれ、氏子町内の人々や消防団の人々が、神輿と担ぎ手めがけてこれでもかと水をかけてくれる、それはそれは威勢の良いお祭り。しかしながら今年はいつもと違って、小雨混じる曇り空だったので、担ぎ手としては非常に肌寒い一日となった。沿道のギャラリーにはちょっとしのぎ易かったんじゃないかな。

いつも思う事なのだけれども、この担ぎ手の中に身を置けるというのは、この上なく光栄な事であり、祭りの担い手としての自分を強く意識させてくれる。神輿自体を担ぐ人は70人くらいなんですが、さすがにずっと担いでいる訳には行かない。そういうわけで他の担ぎ手は数百人後ろに控えながら、列を作って練り歩く。その列の中から見える神輿はこれまた非常に神々しい。ちょっとヒキですが、こんな感じで見えてます:



で、担ぐときは列の前にサッと上がって、神輿から人が離れる瞬間にスッと加わるという寸法。何となくイメージはアイスホッケーの試合みたいです。深川において神輿を担ぐときの掛け声は「ワッショイ」です。間違って「エイサ」とかやったりすると、周りからぶん殴られます(笑。

氏子町内をくまなく練り歩く行程はなかなかの道のり。南端は永代通り、東端は木場公園の東側、北端は清洲橋通りで、西端は箱崎シティエアターミナル近くの湊橋までという広い範囲に渡る。午前8時半に門前仲町を出発し、永代通りを通って八幡さんの前を通りながら木場、千石、白河などを通る。途中休憩を挟んで昼休みまでに永代
橋西近くまで歩いてくる。昼休み明けこそがこのお祭りのクライマックス、「永代橋越え」です。まず西詰で消防隊員からの放水を心行くまで浴びる。まるでお清めのような感じ。そして永代橋をわたって行くのだが、橋を上って行く間は「サシ」といって担ぎ手全員で高々と神輿を挙げて渡る。全員が「させ、させ!!」の掛け声と共に熱気と気合いが一気に盛り上がってゆくのだ。この瞬間こそ神と一体となっているような、武者震いしてしまうほどの霊的な感覚が全身を包む。そしてそのまま橋の中間を越えて一気に「橋越え」が終わる。


しかしながら佐賀町の一員からすると、実はこの後こそが真骨頂。そう、佐賀町は永代橋の東側なのだ。それぞれの神輿は「おらが町内」に行くとそれはそれは盛大な歓迎を受ける。そして御酒所の前で一気に水浴び。もうテンションあがりまくりなのです。そしてまた門前仲町を経て、再び八幡さんの元に戻り、お祭りは一旦終了。
ただし御神輿は地元にもどらなければならない。ということで、八幡さんの所から神輿が戻ると、地元町内を神輿が練り歩いて祭りは本当の終わりを迎える。体はエラく疲れるのだけれども、気持ちの満たされようと言ったらそれはそれはもう、何にも形容し難い素晴らしいものです。この為に3年も待つ訳です、はい。そしてその後にRの実家には町内の人々や、祭りを仕切る「睦(むつみ)」と呼ばれる人々があつまりおつかれさまの乾杯をする。いやー、このイッパイもたまらなくオイシイ。まぁすっかり疲れている体に、ちゃかちゃか飲んでしまうので、すぐに僕はよってしまいうたた寝なぞを。。。まぁそんな感じで宴は進み、皆も疲れていることもあって21時くらいにお開きとなりました。「また3年後!」を合い言葉に、Rと親御さんに感謝しつつ、佐賀を離れた。

心地よい疲れと、ほろ酔い気分で近くの駅に向かうなか、大川の水面に映る永代橋の灯がとても綺麗だった。R、ありがとう!!!

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

後ろ姿かっこいいですね。
あ、佐賀の半纏がかっこいいからかww
天気が悪かったのは平泉のせいだという噂ありww
水かけのもともとはまさに清めの水からきているらしいです。
消防団の放水にありがたみがあるかどうかは別にして・・・
また三年後是非担ぎにきて下さいね~。

匿名 さんのコメント...

ありがとうやんしたね。

平泉は、まぁ、ご愛嬌で(笑。。。

放水は少なくとも臭くなかったから良かったやね。あれは浴びるまでちょっと腰が引けたけど、浴びるとこれまた気合いが入るというか、アドレナリンが出まくるのが解ったね、今回。もう全開でした。

三年、待ち遠しいねぇ。

匿名 さんのコメント...

後ろ姿がカッコイイのは撮影者がいいからだ(爆)
んなことはどーでもよいが、今回も大いに楽しませてもらった。Rに感謝。

参加すると朝から夜まで実際に長い時間なのだが、3年に1度という時間軸に置くと本当にアッという間に感じるし、次回がずいぶんと先に思えてくる。

一番最初はハタチそこそこの頃、いきなりの参戦にビビッていた小生はギャラリーとして見させてもらった。
その後、20代前半で初参戦させてもらってからのことを考えると、次回が○○歳というのは感慨深いものがある。もちろん同時に実年齢も実感するわけだが。
そりゃ「若い奴らが増えたな」と思うのも当然。睦の中心も見知った顔になってるし。

さてさて、そんなこんなではあるが、小生も3年後は必ず参戦させていただきたい。
どこの空の下で生活しているかわからんが、仕事を休んで戻ってくるぞ。

佐賀バンザイ!

匿名 さんのコメント...

いやいや、撮影者をその気にさせるモデルの素質ですぞ(笑。

なんか今年は特に感慨深かったな、大祭の。まぁ歳を取ったとかいうこともあるんだと思うけど、天候もあったし、頭の中を駆け巡る悩み事もあったりね。ま、担いでいる最中はそういう事は一切吹っ飛んでたけどね。

このエントリ書くときに、ふと歩いて回ったルートを地図で確認してたんだけど、結構な距離と時間だよね。昨日も仕事で木場のほう行ったんだけど、永代通りを封鎖して練り歩くって、普段じゃ考えられないスケールですな。担ぎ手の愉しみを改めて感じるね。

ま、きっと君は北の大地なのでしょうが、3年後はまたみなで「わっしょい」しましょう!!